経営計画とは何か?

経営計画と聞いて、どのようなイメージを持つでしょうか?
経営計画とは、会社の1年後、または中期的に捉えて5年後にどのような会社になっていたいのかのビジョンを、計画書として具現化することを言います。
事業を行う上で、売上の伸び悩み、資金繰りの改善、事業承継など、様々な課題が出てくることかと思います。
企業を取り巻く外部的要因、内部的要因を現状分析し、問題点の把握、課題の抽出、今後の取り組みを検討し、会社をより良くする為の道しるべを作成するお手伝いをさせて頂きます。

なぜ経営計画を作成するのか・・・

モノが売れない。受注が取れない。
資金が回らない。経費がかさむ。人が辞めていく。
でも、なんとかしたい・・・。
せっかくのいいものをもっと広めたい。
社員が喜んで仕事ができるようにしたい。
少ない社員で利益を出したい。
みんなで分かち合いたい・・・。

これから5年先、会社はどうなっていますか?
今のままで、会社の成長は見込めますか?
会社の未来像を具体的な言葉と数値で語れますか?

会社の将来・・・不安はありませんか?
その漠然とした不安を解消する方法をご存知でしょうか。

それは未来を見据えること。“経営計画”をつくることです。

「計画なんかつくっても無駄」「絵に描いた餅」と思われる方が多くいらっしゃいます。
本当にそうでしょうか?

計画があるから、何をすべきかがわかり
計画があるから、予定通りかどうか掴め、その原因も知ることができます。
計画があるからこそ、明るい未来を現実のものとできるのではないでしょうか?

「経営計画を創る事」とは  会社の未来を  “視考”する(=描いて、視て、考える)こと

経営サイクル(PDCAサイクル)の確立

経営を円滑に進めるために必要不可欠な項目の一つとして、経営サイクルの確立があります。

経営サイクル(PDCAサイクル)の確立

経営計画はPlan(計画を立てる)の部分に該当します。
計画をたて、目標を設定してもその通りには行かない事が多々あります。
しかし、進むべき目標がみえているからこそ、ルート選定、軌道修正を的確に行うことができます。
将来の“あるべき姿(ゴール)”に到達するために、今何をすべきかを会社全体で考える“戦略思考組織”に成長していきましょう!
その始まりが、経営計画となります。

百年企業を目指して

作曲家や作詞家の数だけ曲や歌ができるように、社長の数だけ経営スタイルが存在し、しかも、みな同じ会社にならないところに経営の面白さがあります。

そして、本物の経営者の数しか良い会社が生まれない事も事実です。

その中から、ようやく日本に2万社しかない「百年企業」が生き残ることになります。

会社の将来は、
全て「社長の意思決定」にかかっています!

経営計画スケジュールのご紹介

1.現状の自社分析(販売力、体力)
 ・販売力・・・現状の売上と今後行っていきたい売上について、市場や価格などの分析を5段階評価により行う
 ・体 力・・・「基礎力」・「組織力」・「発展力」から、それぞれ5段階評価により分析を行う
→会社の現状を評価していただき、弱点や強みを再認識する

2.経営環境分析・外部環境
 ・機会(チャンス)と脅威について考える
→外部的要因の分析をする

3.経営環境分析・内部環境
 ・経営全般、組織・人材、販売、生産・仕入、財務、その他の強み・弱みについて考える
→内部的要因の分析をする

4.経営課題抽出
 ・強みを伸ばす、弱みを克服するなどについて考える
→ここまでで分析をした結果をもとに、機会をどう獲得していくか、強みをどう伸ばしていくか、
 脅威に感じることをどのように対応するのか、弱みをどう克服していくか等を考える

5.経営理念・経営目標
 ・経営理念と経営目標を考える
→どのような会社にしたいのか、目指すところを考える。
 理念を達成する為にどのような取り組みをしていくのかを考える。
 目標を達成する為に、1年で取り組む事、5年間で取り組んでいく事を考える。

6.数値計画を考える
 ・売上、経費、資金繰りの計画を考える
→5年間の数字を計画し、様々なシミュレーションを行う。
 例)新店舗のオープン、人を雇い入れる、借入金を繰上返済する 等

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